コンクリート主任技士

コンクリート主任技士合格推移(2000年~2019年)

2019年1月27日

2019年度分更新しました!

合格推移ということで2000年から2019年の20年間について、
日本コンクリート工学会のHPから数値を引っ張ってまとめてみました。

コンクリート主任技士合格推移
和暦 西暦 受験申込者 受験者 合格者 合格率
H12 2000 3,754 2,925 373 12.8%
H13 2001 3,919 3,114 377 12.1%
H14 2002 3,827 3,020 379 12.5%
H15 2003 3,748 2,966 365 12.3%
H16 2004 3,968 3,145 385 12.2%
H17 2005 3,978 3,227 387 12.0%
H18 2006 3,886 3,161 375 11.9%
H19 2007 3,833 3,175 386 12.2%
H20 2008 3,832 3,204 384 12.0%
H21 2009 3,939 3,280 392 12.0%
H22 2010 4,252 3,563 442 12.4%
H23 2011 4,052 3,360 439 13.1%
H24 2012 3,913 3,228 396 12.3%
H25 2013 4,152 3,270 422 12.9%
H26 2014 4,246 3,347 404 12.1%
H27 2015 4,459 3,477 453 13.0%
H28 2016 4,463 3,506 455 13.0%
H29 2017 4,406 3,372 438 13.0%
H30 2018 4,218 3,165 418 13.2%
R1 2019 4,213 3,159 406 12.9%

 

 

相変わらずの合格率の低さですね。

平成最後の試験となった平成30年度(2018年度)は
過去19年で1番合格率が高い結果となりました。

それでも13.2%ですけど・・・。

今までは択一、小論文試験の後に合格者のみ東京で口述試験がありました。
地方からの受験者は負担が半端ないですね。

しかし、2013年から改定があって口述試験が無くなり
小論文の出題形式が変更されて、
今までの小論文課題は2題からの選択式でなく、
2題両方に答える形式になりました。

また、文字数や試験時間も変更となりました。

これは従来、口述試験で確認されてきた業務内容について、
口述試験の代わりに小論文でその人のコンリートとの関わりを確認するといったものでしょうか。

因みに、受験者数は実際に試験会場に来て試験を受けた人数となります。

申込をしただけで実際には欠席されたかたももちろんいます。
2018年度のコンクリート主任技士の欠席率は脅威の25.0%!!
私の教室では出席率が抜群によかったので不思議な感覚です。
詳しくは、平成30年度コンクリート主任技士試験の回顧録をご覧ください。

2018年度は受験申込者が4,218名、当日の受験者が3,165名だそうです。

合格率を受験者ではなく申込者で計算してみると・・・

9.9%!!

民間資格でこんなに合格率が低いものも珍しい気がしますがどうでしょうか。

グラフを見てみますと受験者も合格者も合格率も大きな変動はありませんが、
今後、受験者数が増える可能性もあります。

それは、
公共工事の品質確保の促進に関する法律(品確法)について
国土交通省では民間資格を国の工事の発注要件として活用されています。

コンクリート診断士は技術者資格登録されていますが、
コンクリート技士と主任技士は研修会の件もありまだ登録されていません。
そろそろでしょうか・・・。

コンクリート主任技士も登録されるのであれば、今後の受験者数増加もありえます。

ですので受験要件を満たしているのであれば、早めに合格しておくことをおすすめします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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