今まで取得した資格や今後取得したい資格について書き綴っていきます

有資格論

下水道技術検定(第2種)勉強方法

2019年12月30日

 

基本情報

受検資格 誰でも受検可能

メリット 下水道法22条にある資格取得者は、この資格を持っていると必要な実務経験年数の短縮になります

合格基準点 平成27年41点 合格率(24.3%)
平成28年39点    (27.1%)
平成29年39点    (25.1%)
平成30年39点    (24.0%)
令和元年41点     (27.7%)←私の受検した年(得点46点)

オススメ度 10点中8点

1級土木・管工事や2級土木・管工事を受ける前の年に勉強しておくと、内容もスムーズに理解できると思いますので、
これらの試験を受けられる方がいたら是非勧めたいです。

 

私のスペック

1級土木施工管理技士持ち
コンクリート主任技士持ち
技術士第二次試験3回目
同年に1級管工事施工管理技士を受検中

 

参考書

1.下水道第2種技術検定試験 合格問題集 オーム社 これが巷にいう関根本?それとも3種だけ? (平成21年〜28年まで過去問解説)

2.2011年受験用 第2種 下水道技術検定 受験対策 問題と解説 (財)下水道業務管理センター(過去問22、21、20年度試験問題と解説を収録)
※受検ではなく受験となっていました

主に、1の合格問題集で勉強。第一章〜第七章まで分野ごとにまとめられています。

第一章から中々ボリュームがあるので、本に書かれている通り得意なものからやっていったほうがいいと思います。

私は、第一章から順に解いていきましたが。

基本的には1日1章を目標に解いていくことにしました。ただ章によってボリュームが全然違うので、当日やれる範囲に留めておきました。

無理するのはよくないですからね。

 

勉強時間

1日当たり
通勤  約40分
昼休み 約50分
自宅  約60分
計150分(2.5時間)/日

もちろん、やっていない日や昼休みをやってなかったりしていますが、

こうやってまとめてみると結構勉強していることにびっくりしました。

 

でも基本的には、1章分が終わればその日は終わっていたので実際の勉強時間はもっと少ないです。

確か、15日間勉強していたので土日の通勤時間と昼休みはやっていないのですが、

分けるのが面倒なのでおおよその勉強時間は

2.5時間×15日=37.5時間となります。

時間よりも何をやって何をどんだけ理解したかが重要になってくると思いますので、

この37.5時間というのはあくまでも参考程度に留めておいてください。

 

私は上記の問題集を3周しました。

どうしても1周目は解答の説明も読み込むので、時間がかかりますが、

数をこなすにつれて次第に時間短縮となりました。

 

ただこの問題集は2017年に出版されて以降、改訂されていないので、過去問が平成21年〜28年までの8年分となっています。

平成29年と30年は下水道事業支援センターから発売されていますので、

どうしても最新の過去問も解いておきたい方は買った方がいいと思います。

私は勉強を始めたのが10月22日と遅かったので、本当は最新の過去問もやりたかったのですができませんでした。

勉強の終盤あたりに平成20年〜22年の過去問本は各年1回ずつ解きました。

その時の点数は
平成22年 56点/60点
平成21年 56点/60点
平成20年 45点/60点 でした。

平成20年だけ初見だったので、これでおおよその実力が把握出来たかなぁと思います。
(10年前の問題ですがそこは割愛します)

スペックでも書きましたが、この年に1級管工事施工管理技士の勉強もしていたので

ここで出題される割と管工事についてはスムーズに理解出来ていたように思います。

 

あと技術士の第二次試験で昨年まで選択問題という必須科目があり、

そこで下水道についても勉強していたので全くの初分野で右も左もわからないってことはありませんでした。

ただ以前の記事でも書いたのですが、勉強していく中で個人的には1級土木施工管理技士よりも、

語句とかに慣れていないせいか下水道技術検定(第2種)の方が難しく感じました。

 

まとめ

○基本的に過去問を何回か解くことで十分合格レベルに達します。
○土木施工管理、管工事施工管理の試験と被っている分野もあるので、
記憶に残っている同年で受けるか翌年に受けると良いと思います。

 

下水道技術検定は、マニアックな資格ですが誰でも受検可能ですので土木のことを少し勉強して

知っておこうかなぁという方は受検した方がよいと思います。

  • B!