経験記述例その2
あなたが従事しているコンクリート技術に関する業務を
取り上げ、以下の項目について具体的に述べなさい。
(1)業務内容を表す表題
(2)あなたの立場
(3)業務の内容
(4)業務の中で、あなたが特に力を入れていること、その方法
(1)水道管布設後の舗装工事や水道施設(浄水場)
(2)立場:発注者側の工事担当責任者
(3)業務の内容:
最近の工事では狭あいな道路など施工条件に制約のある路線に管を布設することが多く、
それに伴い舗装条件も現場毎に異なる。
直近の工事は、最大勾配20%の急傾斜地に水道管を布設した後の
コンクリート舗装(300m2)であった。舗装区間は、周辺住民の生活道路であり、
かつ重機搬入ができないため、人力施工での早期交通開放型コンクリート舗装(1DAY PAVE)を
使用する設計とした。養生は施工条件の制約から、養生マットが使用できなかったため、
養生剤の散布を行った後にこまめな散水を実施することで、
養生終了時に曲げ強度4.2N/mm2を得ることができた。
(3)特に力を入れていること、その方法:
コンクリートの特性を十分考慮した設計とすること。
工事監督については、実際に施工現場に立会い、
現場作業者の生の声を聞くことを特に力を入れている。
その結果を次回の設計に反映させることでより良い配合、施工方法等の発見に繋がる。
1DAY PAVEでの施工は支障なく終了し、初期状態での品質欠陥のない状態で検査を終えることができた。
長期供用下で信頼性を確保するには、初期状態での品質確保のみならず、
今後の点検・維持管理が重要である。
さらに新しい技術を適用することで施工・管理技術の革新に大きく貢献できると考える。
以 上
※ここでは改行や1マス空けるとかは完全に無視しています。
参考にできるところは参考にされてください。
こちらが試験3日前ぐらいに試験本番用に覚えた経験記述内容です。
しかしながら、試験では最後の設問(4)が、携わったコンクリートでの失敗と対処だったので
現場のイメージを思い出し、何とか文章にしてアレンジを加えて記入しました。
以上が前回の分(【小論文経験記述例】コンクリート主任技士 )と合わせて私が覚えていた経験記述2例文です。
後日では、新技術について覚えていたものをアップしていきますね。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。